PPPoEとPPP
いつもインターネットにつながるとき,普通の家庭ならアクセス回線を通って,ISPから外に出ますよね.この接続に使うPPPについて,いろいろ誤解があったのでメモ.
これまで,PPPoEってPPPをEthernetで使うためにただ単にカプセル化していて,ONUとかでPPPに変換されているようなイメージを持ってました...
それで,どうやってセッションごとにL2スイッチで分割できるのか,どうやってどのポートが外側につながってるのか知れるのかすごく気になってました.
ほんとは
- ブロードキャストアドレスに投げて,BAS(PPPoEサーバ,PPPoEアクセスコンセントレータとも言うらしい...)にBASのMACアドレスをもらってPPPoEコネクションを確立
- ISPでPAP/CHAP認証をするために,BASがクライアントから送られてきたID・パスワードをISPのRADIUSサーバに送信,認証してPPPセッション確立
- その後はBASからISPにパケットを転送
という流れでした.
ん!?!? ってことは,PPPの接続先を自前のホストに設定すれば,プロバイダ使わないでインターネットVPNが構築できる...!?!?
— LGA128 (@LGA128) 2013, 6月 2
なーにいってんだこいつ(ホジ
参考:
http://www.ntt-me.co.jp/bar/tutorial_pppoe.html
PPPoE(PPP over Ethernet)とは
ネットワーキングの基礎講座(PPP)
PPPoEとは CCNP実機で学ぶ
ネットワーキングの基礎講座(PPP)
#PPPoEアクセスコンセントレータって名前かっこいい
あと,そういえば最近コンピュータ設計の基礎っていう本を読んだのですが,キャッシュとかいろいろなことについて学べてとても面白かったです.